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やま猫SOMETIMES

2009年に亡くなった漫画家・エッセイスト、やまだ紫のブログを移植しました。

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新幹線日記 4

行きは週日の早朝の事もあって空いていたし天気もよく「富士山」が晴れ晴れと見えた。着替えなどの荷物は前日ホテルに送ってあるので授業の資料ととりあえずの薬だけもって昼前に京都着。京都地下鉄入り口前に「進々堂」というおいしいパン屋さんがありお昼のパンと飲み物を買って学校へ直行。
よく利用するホテルへの道なりなのに目立たないで「ジュンク堂」があり終わりの日寄ってみた。学生街なので若者向けの本がおおく、タレント本やダイエットかんけいおしゃれに関する本が多い。このところ養老孟司がもてはやされている、私も「バカの壁」「死の壁」など読んだ解剖学者としての「人間の脳」についてのシステマテイックな説明はよく解る。 その勢いに乗って「バカな大人にならない脳」帯に(バカって治るんですか?)とあってまた買ってしまった。中の漢字は全部ルビがふってある。
養老先生はバカな読者のために大脳について深くは言及しておられない、大脳の古い部分、原始てきな秘密をもっていると思われる部分にはとりあえずふれないで電気的刺激に反応する大脳新皮質についてめいかくに発言しても大丈夫なところにとどまっている。それではふまんだから他の脳の本にしたかったのだけれど、買ってしまった‥。
帰りの新幹線。学校で会議があってのでいつもより遅い。それでも指定席は取れた。普通に満席でビジネスマンの出張なかんじのひとが多かった。直ぐにD、スナップを耳にしたのだけれど来る前に入れてもらったブレンダリーだけしかきけないようになっている、どこをどうおしても他のアーテイストが出てこない。メールで連れにそういうと「やるきあんの?」的にばかにされる。仕方なく聞くのはやめて友人にもらった有吉佐和子の「悪女について」分厚い文庫を読む。古いものばっかりだでも有吉佐和子はとてつもない研究者で作家で演出家でもある、この人に絵がかけたらものすごい恐ろしい大きな漫画家になるだろうが絵がかけなくてよかった、となぜかほっとする。名古屋あたりでそれを読了してしまい、バカって治るんですか、を読み出す。養老さんのいいところは一元論を否定しきっているところ。一神論も。でも私が知りたい原始脳はなにをやっているの?どうしても消えない現世にないはずの記憶はどこからくるの?と探っているわけです。
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