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やま猫SOMETIMES

2009年に亡くなった漫画家・エッセイスト、やまだ紫のブログを移植しました。

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新幹線日記 9

東京のヘンピな自宅から京都のホテルまで、片道四時間半かかる。
一年様子を見て、京都に部屋を借りるか否か考えていたけれど、自宅と別に部屋を維持すると言う事は掃除、洗濯、水周りの仕事がもう一つ増えるという事になる。
ホテル滞在なら不自由はあっても体力の温存にはなるからまだ当座、ホテル暮らしをしようと思っている。ちなみにホテル代は支給されない、部屋を借りても維持費は自分持ちだからおなじことだ。ホテル滞在は長くなると10日ということもあって、そんな場合は時間のやり繰りに困ったりもするけれど、一人で過ごさねばならない事にまだ慣れない。
この冬は京都で秋の紅葉も遅く、冬なのに寒さもたいしたことはなくて一昨年のような底冷えもなかった。学校のある山際で雪の降った痕を一度見ただけだ。
そろそろ桜の季節、ゴールデンウィークなど観光シーズンが近まっている。ホテルの手配を早めに抑えておかないと大変な事になる。4月に入ったら1日から12日まで京都に居続ける、覚悟がいる。
 またその頃は事項柄、座席での宴会化や子供連れも多くなるだろう。覚悟がいる。

今回の主題は「ハイヒール」だ。ハイヒールにとやかくいうつもりはない、自分だって若いころはハイヒールが好きだった。ハイヒールを履いて颯爽と歩けるというのは体力があるということだ。
足指の骨が変形しても痛くても履いていられるのは体力・気力あってこそだもの。それらが衰えてきて外反母趾なんかになってくるとハイヒールという履物が「纏足」に等しいと言い出すひともいる。はじめから考えていればよかったのに。
ま、それは置いておいて。帰りの新幹線の隣に途中からアベック(アベック・・って言うの変?最近突っかけ、をミュールと言ったりジーンズがデニムになったりと時代の先端をことばをいじることで争っている残念な頭の人がいるから訳が判りませんよ)の女性が私の隣に座った。
かなり大柄な人で、500mlのビール二本とお弁当持って座り込み、すぐにお弁当をビール飲みつつ大きな声でおしゃべりしながら食べるという豪快な女だった。アルコールがまわって来たのか「暑い」といって上着を脱いだのはいいけれど、下は(インナーつうですか? このばやい)寛斎だったろうか薄いプリーツ生地のしわになってもいいよタイプのノースリーブを着ていたので驚いた。まだコートの季節だというのに豪快さ倍増。
そして、履いていたハイヒールを脱いでストッキングの足を前の座席に伸ばした。食べていたお弁当やビールより臭ったぞ、このばか者が!
ああだんだん粗暴な私になってくる。様な気がする…んじゃない。人民のマナーがなっていないんだ! この国は知性というものが衰えてきて開発途上国並になってはいないのか。皆平気なのかこんな世間で。だれもかもがあいまいな態度で卑しい事を見逃し続けていてなんの進化があるんだろう。
人間は動物ではあるけれど「動物的」ではいけない、野生ではない、こういうことばかりは「人間だもの…」で鷹揚にやり過ごしてはいけないと思う。何とかしようよ。国は腐敗し切っているから頼りにならない、だれかがなんか言うと面倒に思う人は「まあまあ」となだめて大人のふりをする、卑怯者は「まあまあ」と言っていなさい。
「新幹線」広報関係の人に言いたい、まず自分の持ち場から「車内のマナー集」を作って座席のポケットに配布してください、コドモに言い聞かせるごとく。そうすることが乗車賃のコストにかかわるのなら10円アップしてもいいけど、本来サービスというものはそれらも含んであるものではないだろうか。 

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